記事が増えすぎると、いろいろ見づらくなってくるかもなので、時代ごとに分けて、だいたいの内容をまとめてみました。
興味のあるところからでも、ご覧いただけると嬉しいです(本館の記事をみている前提のが多いです)
六朝
先秦と六朝駢文
先秦のやや未整理な文体が、どのように六朝の駢文まで生き残っていたか――という話です。実は駢文って、当時の人にとっても、かなり不自然な擬古文というイメージだったのかも……とか思っています。
唐代
韋応物 多情の道人
韋応物は自然描写でとても有名ですが、じつは官人としての贈答詩にすごく名品が多くて、しかも六朝の民謡みたいな多情さがすごく魅力的――というのを、かなり詳しく紹介していきます。
明清
袁枚の駢文
清代の袁枚についてです。袁枚の駢文って、六朝ふうというよりも、先秦だったり、漢賦だったり、もちろん六朝だったり、色々な様式を混ぜたようなスタイルになっていて、清代の中でも、ひときわ大きな異彩を放っていて素晴らしい――みたいに褒めまくります♪
王闓運の対聯
晩清の王闓運は、詩がすごく有名ですが、実は対聯でも似たような作風になっていて、すごく魅力的――という話です。王闓運って、ぐねぐねぎらぎらと重く濁っていて極彩色(少し鈍い色も入っている)みたいなイメージがあります。